ペースメーカー植え込みによる請求で障害厚生年金3級受給決定
【請求傷病】完全房室ブロック(ペースメーカー植え込み)
【請求方法】障害認定日請求
【決定内容】障害厚生年金3級
Bさんは自分で障害年金の手続きを進めようと思い、年金事務所に相談に行ったものの、渡された書類が多くどうしたらよいかわからなくなってそのままになっていました。職場の人に紹介されて当センターに来所されました。
Bさんは初診の少し前から体調の異変を感じていました。それがしばらく続き、徐脈であることに気づいた翌日に循環器科の病院を受診しました。そこでは医師よりいつ心臓が止まってもおかしくないと言われ、手術対応できる病院に紹介されました。
早急にペースメーカーの装着が必要でしたが、術後は精密検査ができなくなってしまうため、検査を受け集中治療室に入院となりました。その後、ペースメーカー植え込み手術を受けました。
退院後しばらく外来で経過を診てもらい、その後は最初に受診した循環器科の病院に転院し通院を継続することになりました。
ペースメーカー植え込みにより一命を取り止めたBさんですが、術後は生活上の支障も多く、不安を感じることが多くなったとお話されていました。
こちらではBさんから病状を聞き取りさせていただき、ご家族からの意見もお入れしながらご本人に納得していただけるよう病歴就労状況等申立書をお作りしました。
審査中も不安に思われていたBさんでしたが、ペースメーカー植え込み時の障害認定日に遡って、無事障害厚生年金3級を受給することができました。
【当センターでのサポート内容】
・障害認定日の診断書の取得
・診断書のチェック
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、日本年金機構へ提出