初診日の病院が廃業!どうする!(うつ病 障害厚生年金2級)
Cさんは、東京の専門学校に通っている時に、気力の低下や、不眠などの症状が出始め、その後東京で就職しても、症状が改善されなかったため、インターネットで調べた精神科A病院を受診しました。
その後、その精神科A病院は、当時の自宅から遠かったので、別のB病院に転院しました。
その後病状が悪化し、数件の病院を転院した後、実家のある仙台市に戻り、当センターに来所されました。
障害年金を請求するにあたり、初診のA病院を調べたところ、高齢の先生だったため、数年前に廃業されたことがわかりました。
A病院からカルテ等を引き継いだ病院が無いかどうか調べましたが、わかりませんでした。
そこで、その次に通院したB病院で初診時の記録を調べたところ、初診の際に、ご本人が書いたアンケートに廃業したのA病院の病院名や、いつごろから通っていたか、記入されており、B病院がその内容について、間違いないことを証明してくれるとの事でした。
CさんがB病院を初めて受診してから、すでに5年以上経過していました。
5年以上前に作成されたカルテ等に記載されている内容は、初診の証拠として採用することができる様になり、B病院の証明を受けたアンケートを初診の証明として提出し、障害等級2級の障害厚生年金を受給できる事になりました。
初診の病院が廃業していたとしても、この様に、障害年金を受給できる可能性があります。
あきらめずに一度お問い合わせください。