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年金の請求事例

自閉症スペクトラム障害により障害基礎年金2級受給決定

カテゴリー: 発達障害・知的障害

【請求傷病】自閉症スペクトラム障害
【請求方法】事後重症請求
【決定内容】障害基礎年金2級

お母さんから相談があった自閉症スペクトラム障害のMさんのケースです。

Mさんは幼少の頃に言葉の遅れがあり自閉症と言われましたが、知的遅れはありませんでした。そのため小学校から普通学級で過ごしていましたが、対人関係でトラブルが続いていました。学校の先生から勧められて、専門の病院を受診しカウンセリングを受けるようになりました。それでもやはり周りとの関係がうまく行かず、抑うつ状態が続くようになりました。そのためそうした薬も処方されるようになり、幾つか転院しながらも治療を続けていました。

自閉症スペクトラム障害は知的障害と異なり、初診日を証明する必要があります。
幼少の頃からの受診の経過について聞き取りし、病院に当時の記録が残っているかどうか確認を進めました。15年以上前に受診した最初の病院ではカルテが残っていないと言われましたが、10代の時に受診していた3つ目の病院で受診状況等証明書を取得することができました。

最後にお母さんよりご本人がお生まれになった時から現在までの状況を聞き取りして、こちらで病歴就労状況等申立書を作成しました。

20歳前から受診していたことを証明することができ、主治医のご協力をいただけたこともあって、障害基礎年金2級の受給が認められました。

【当センターでのサポート内容】
 ・過去の病院への記録の有無等の確認
 ・受診状況等証明書の取得手配
 ・診断書のチェック
 ・病歴就労状況等申立書の作成
 ・書類の取りまとめ、年金機構への提出

ペースメーカー植え込みによる請求で障害厚生年金3級受給決定

カテゴリー: 心臓(人工弁・ペースメーカー)

【請求傷病】完全房室ブロック(ペースメーカー植え込み)
【請求方法】障害認定日請求
【決定内容】障害厚生年金3級

Bさんは自分で障害年金の手続きを進めようと思い、年金事務所に相談に行ったものの、渡された書類が多くどうしたらよいかわからなくなってそのままになっていました。職場の人に紹介されて当センターに来所されました。

Bさんは初診の少し前から体調の異変を感じていました。それがしばらく続き、徐脈であることに気づいた翌日に循環器科の病院を受診しました。そこでは医師よりいつ心臓が止まってもおかしくないと言われ、手術対応できる病院に紹介されました。
早急にペースメーカーの装着が必要でしたが、術後は精密検査ができなくなってしまうため、検査を受け集中治療室に入院となりました。その後、ペースメーカー植え込み手術を受けました。

退院後しばらく外来で経過を診てもらい、その後は最初に受診した循環器科の病院に転院し通院を継続することになりました。
ペースメーカー植え込みにより一命を取り止めたBさんですが、術後は生活上の支障も多く、不安を感じることが多くなったとお話されていました。

こちらではBさんから病状を聞き取りさせていただき、ご家族からの意見もお入れしながらご本人に納得していただけるよう病歴就労状況等申立書をお作りしました。
審査中も不安に思われていたBさんでしたが、ペースメーカー植え込み時の障害認定日に遡って、無事障害厚生年金3級を受給することができました。

【当センターでのサポート内容】
・障害認定日の診断書の取得
・診断書のチェック
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、日本年金機構へ提出

うつ病で障害厚生年金2級受給 配偶者、子の加算で198万円受給

カテゴリー: 精神の障害(うつ病等)

【請求傷病】うつ病
【請求方法】事後重症請求
【決定内容】障害厚生年金2級

当初Rさんの奥様よりメールにてご相談をいただきました。
年金事務所に相談しながらうつ病の夫の障害年金の手続きを進めていましたが、5人のお子さんがいて、しかも19歳になるお子さんは障害をお持ちで書類の作成等をご自身で行うことができないため当事務所に手続きを依頼したいとのことでした。
また、障害認定日時点では通院していなかったため現在の状態(事後重症)での請求となりますが、ご連絡をいただいた時は月末近く、当月中に書類を提出しなければ受給出来ても1ヶ月分の年金が受給できなくなってしまいます。(事後重症請求は書類を提出した翌月からの支給になるため。)
一部奥様ご自身で手配された書類もあったため、そちらをご持参いただき、急ぎ病歴就労状況等申立書等の書類の作成や年金機構との折衝を始めました。
何とかご依頼いただいた月内に年金機構に書類を提出することができ、その後受給が決定しRさんの元に年金証書が届きました。
ご自身の年金額に加え、配偶者と障害を持たれたお子さんを含む5人のお子さんの加算額約90万円の受給も認められました。

【当センターでのサポート内容】
・障害年金の受給についての相談対応、方針のご提案
・診断書のチェック、病院へ記載内容についての確認
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、日本年金機構へ提出
・審査中の問い合わせに関する対応
・障害があるお子さんの診断書の手配、提出
・加算額についてのご説明

脳腫瘍による高次脳機能障害

カテゴリー: 精神の障害(うつ病等)

【請求傷病】高次脳機能障害
【請求方法】事後重症請求
【決定内容】障害厚生年金3級

Dさんは6年前に意欲の低下や頭痛に悩まされる様になり、自宅近くの病院のや頭痛に悩まされる様になり、自宅近くの病院(A病院)で検査を受けました。
検査の結果、脳に異常がみられるので大学の附属病院の神経科(B病院)を紹介され、受診しましたが、検査やテストの結果、異状がないと言われ、その後の検査の予約だけ入れられ、その日はそのまま帰宅しました。
B病院の対応に納得がいかなかったため、その後に妻が調べたクリニック(C病院)を受信し検査したところ、脳腫瘍の所見があることがわかり、再びB病院の今度は脳外科に紹介入院となり脳腫瘍の摘出を受けました。
もう少し発見が遅れたら手遅れになるところだったそうです。
手術を行い脳腫瘍を摘出しましたが、より意欲が低下する様になり、また、少し前の出来事も全く覚えていられなるほど記憶力が低下し、人の話ていることも理解できなくなってしまいました。
退院後しばらくしてから、障害を持っていてもできる仕事を紹介され健常者に交じって仕事をしていましたが、現在は新型コロナウイルスの流行が原因で職場から休職の指示が出て自宅待機中です。

今回、奥様の仕事がお休みの土曜にご相談のため来所され、業務をお手伝いさせていただくことになりました。
初診の病院が何処になるか非常に迷いましたが、B病院で1度検査で異常がないと言われているため、その後の脳腫瘍の疑いがあると言われたC病院を初診の病院として請求手続き(申請)を行う方針でした。
その後診断書が出来上がったため、内容を確認したところ最初に検査をしてB病院を紹介したA病院についての記載があったため、方針を変更しA病院より初診の証明を取得しました。A病院の初診の証明には認知症の疑いがあったためB病院を紹介したと記載されていました。

審査の結果Dさんは、A病院を初診日として障害厚生年金3級の受給が決定しました。
通常初診日は請求する傷病と因果関係のある内容で医師の診察を受けた日とされ、誤診でも初診日とされると言われていますが、最近は、難病を中心にいろいろな病院で同じ症状を訴えていても、請求する傷病の具体的な病名が医師により出された医療機関や確定診断を受けた日を初診日とする傾向が強く、それ以前に受診した病院が原因不明の診断、別な病気の診断であれば初診日として取り扱われない傾向が強いため、今回の初診日の判断をしましたが、最終的には原則通りのA病院を初診日とする決定がされました。

【当センターでのサポート内容】
・障害年金の受給についての相談対応、方針のご提案
・受診状況等証明書(A病院)取得
・診断書のチェック、病院へ記載内容についての確認
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、日本年金機構へ提出
・審査中の問い合わせに関する対応

網膜色素変性症による請求事例

カテゴリー: 目・難病 他

【請求傷病】網膜色素変性症
【請求方法】事後重症請求
【決定内容】障害厚生年金2級

Nさんは視力障害で身体障害者手帳の交付を受けていましたが、症状の進行により仕事に支障が出るようになったことから、障害年金の請求はできないかとご相談にいらっしゃいました。

お話をうかがうと、8年程前の初診から現在まで同じ病院に通院中でおられました。
障害年金を請求するうえでまずは今現在が障害年金上の障害状態にあることが前提ですが、初診日から1年6ケ月後の日(障害認定日)からすでに障害状態にあれば、その時に遡って請求することができます。
網膜色素変性症は進行性のご病気であることから、障害認定日の時にすでに障害年金上の障害状態にあったかは何とも言えず、当時は障害者手帳の交付は受けていないという状況でもありました。しかしながら、現在の診断書の依頼と合わせて障害認定日の診断書についても主治医に相談してみるようお伝えしました。

結果としてNさんは初診時からずっと定期通院していたものの、障害認定日の頃には診断書を書くにあたって必要な検査を受けていなかったことから、過去の診断書は取得することができませんでした。
また網膜色素変性症は先天性の病気のためご本人に出生時から現在までの状況を聞き取りして病歴就労状況等申立書を作成し、事後重症請求で障害厚生年金2級の受給が認められました。

Nさんの場合は障害認定日時の診断書が取得できず、当時の状態が障害年金上の等級に該当されていたかはわかりませんでしたが、当センターでは遡りの請求が可能かどうかについても検討させていただいております。ぜひご相談ください。

【当センターでのサポート内容】
・診断書のチェック、病院へ記載内容についての確認
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、日本年金機構へ提出
・審査中の問い合わせに関する対応