初診日は20歳前。統合失調症で障害年金2級の受給決定
【請求傷病】統合失調症
【請求方法】事後重症請求
【決定内容】20歳前傷病 障害基礎年金2級
Mさんは17歳頃より不眠、幻聴などが出現し、クリニックを受診し治療をされていました。しかし進学のため引越し、通院治療を中断されている時期がありました。その後妊娠をきっかけに症状が悪化、病院を受診し、投薬治療を継続しながらご出産され、ご家族の援助を受けながら育児をされています。
Mさんが障害年金を請求する初診日は、妊娠後に受診した病院ではなく、17歳の頃に受診した病院になります。
精神障害の場合、初めて受診した病院で診断名が確定することはあまり多くありません。そのため、精神系診療科の受診は同一疾病として判断されます。途中で診断名が変わっても、病気は連続していて単に病名だけ変わったことになります。よって、精神系診療科で初めて診察を受けた日が初診日になります。Mさんは無事に17歳から受診していたことを証明することができ、障害基礎年金2級の受給が認められました。
進学や就職等で引越し、初診の病院が遠方のために、申請に必要な証明書を入手するのに苦労される方も多く、そういった理由で当センターに依頼される方も多く入らっしゃいます。
【当センターでのサポート内容】
・受診状況等証明書の取得手配
・診断書のチェック
・病歴就労状況等申立書の作成
・書類の取りまとめ、年金機構への提出